学生起業やビジネスのその理由

今若者が起業をする、そしてビジネスを学ぶ理由とはなんでしょうか。IT革命など様々な時代の変化によりいまや起業は0円でもできるようになりました。その結果として生まれているのがシリコンバレーを代表する世界のスタートアップの産地での成功例、ユニコーン企業です。1000億円を超える時価総額を誇るユニコーン企業では、まだ20代のファウンダーも多く、彼らはおおむね300億円を超える資産を保有するのが常です。普通ではありえない20代にしてそれだけの成功を収めることができるのがビジネスの素晴らしさでしょう。

とはいえ、ビジネスは決して簡単ではありません。うまくいく保証はどこにもありませんし、努力は必要になるでしょう。昼夜寝ずに事業に取り組む若手経営者の姿がそこにはあります。それでも必ず成功するとは限りません。就職という道を蹴って経営した会社が軌道に乗るかはそのときになってみないと分からないのもまた事実です。

それでもビジネスを学ぶ若者が急増しているのははたしてなぜでしょうか。

就職、起業関係なくスキルが役に立つ

ビジネスというのは決して起業家のみのためのものではありません。大手企業に就職するとしてもビジネスで培った知識やスキルは確実に役に立つでしょう。学生起業経験やビジネス経験のある学生が就職活動において凄まじい活躍を見せるのは周知の事実です。企業としても自分でビジネスを成立させるだけのスキルを持った学生を即戦力として採用したがっています。

結局のところ、ビジネスというのは会社員でも経営者でもはたまた起業家でも共通して必要となるスキルです。人生で1度も働くことのない人間はほとんどいないでしょう。ほぼ全ての人が経験する“働く”ということの中で共通して必ず必要なのがビジネスのスキルです。

学生起業・起業がしたい

やはりビジネスと言って頭に浮かぶのは起業や学生スタートアップの成功でしょう。一攫千金や壮大なるビジョンを掲げ目指す道には他にはない魅力や大きなリターンがあります。とはいえ、学生で起業に興味を持つ人は全体の30%と言われているものの、その中で実際に起業する人間はわずか0.1%にも満たないと言われています。

その大きなハードルがビジネスに関する知識がないことにより、起業に踏み出せないということです。学生起業ないしは若者の起業には、実際に働いた経験が少なく、能力への不安があるという場合は少なくはありません。その不安を学生のうち、若いうちにビジネスを根本から学ぶことで解消します。

とにかくお金を稼ぎたい

ビジネスを学ぶと言っても起業のみが全てではありません。個人事業主・フリーランサーとして個人のビジネスマンとしてお金を稼ぎたいからビジネスを学ぶケースも多々あります。中には自分の学費や生活費を稼ぐためにビジネスに挑戦する学生もいます。

ビジネスに理由など必要ありません。正しい知識、スキルを身につけることができればしっかりとビジネスマンとしてお金を稼ぐことは可能です。

やりたいことがある

お金を稼ぐという目標だけでなく、こんなサービスが作りたい、こんなことがしたい、そんな理由で学生起業や起業を志し、そのためにビジネスを学ぶケースも多く存在します。

世の中をこんな風に変えたい。自分が今までお世話になった地元を賑やかにしたい、こんなサービスを作ったら絶対にみんな喜んでくれるという風に自分のやりたいことのためにビジネスをしたり、起業するのもいいでしょう。

世の中のことを知りたい

学生起業や起業に対して興味があるわけでもなくても、世の中のことをビジネスを通じて知りたいといった場合に、Business Campに参加するケースがあります。

この世の中そして経済はビジネスを通して成り立っています。例えば、会社の経営について学べば普段利用しているコンビニや飲食店がどんな風に成り立っているのか、どのような仕組みでできているのかということを学ぶことができます。ビジネスを学ぶとはすなわち世の中のことを学ぶということです。必ず人には知らないことが世の中に存在します。それを1つずつ学んでいくことで生涯の糧になるのではないでしょうか。

人生の1つの経験にしたい

学生時代、ないしは若いときの経験として起業やビジネスを学ぶというケースも非常に多くあります。何も一生ビジネスの世界で生きるという必要もなく、人生の中での大きな経験として捉えることもあります。人生の中で役立つ経験としてビジネスは最適な道です。

大学や会社での仕事では学べないことがビジネスそして起業を通じて、リアルな社会を通して学べるのではないでしょうか。大学や企業の中と違って社会にシビアに評価される何か1つのことに打ち込む経験は確実に大きな貴重な経験になります。

早ければ早いほど有利だから

何も必ず学生起業という早いタイミングである必要はありません。ただ、ビジネスを学ぶのに、そして起業の準備をするのに早ければ早いほど有利であるということは言うまでもありません。

40歳から何かに取り組もうとしたら20歳の時から20年間続けている同級生とは20年分の差がすでについています。どれだけ努力してもその時間の差は埋まらないでしょう。早く始めないということ、遅くまで動かないということにはそれだけのリスクが伴うということはまず言うまでもありません。ビジネスの世界に限らず何をするにも早い方が有利であるということは間違いなさそうです。

充実した人生を送りたい

世の中の95%以上の人間は仕事というものを経験します。そしてほとんどの人は仕事をしてお金を稼がなくては生きていけません。人間の人生の中で、0歳から80歳まで与えられた時間は睡眠時間を除き、およそ47万時間で、一生で働く時間は通勤時間を含め、およそ11万時間にとなっています。

つまり、4分の1ほどの時間を人間は仕事に費やしていることになります。この仕事の時間をビジネスを学ぶことで有意義なものにできたらそれは1番素晴らしいことではないでしょうか。起業をするのでもお金を稼ぐのでもなく、ビジネスを通して仕事の時間を充実させるためにもビジネスを学ぶことは有意義です。

学生のうちに起業したいから

若手起業家にも大きく分けて2種類が存在します。学生のうちから起業している元学生起業家と、一度企業への就職を経て独立する元サラリーマン起業家です。割合はおおよそ半々と言われ、後者の下サラリーマン起業家の中でもその多くは学生時代に一度起業を経験しています。

このことから分かるのは起業家として生きていくには一度学生のうちに起業を経験しておくのが非常に有利であり、学生時代に起業を経験せずに過ごすのはむしろ少数派であるということです。それほどに学生のうちに起業することへの重要性が高まっていると言えます。

理由はいくつかありますが、その中でも大きなものは学生である18歳~22歳までの期間は一生の中で最も吸収が早いということでしょう。22歳になってから会社員としてビジネスを学んでもなかなか成長スピードはそこまで速くなりませんし、大企業に行けば行くほどにゆっくりとしたカリキュラムの中で成長することになります。それに引き換え学生のうちだとできないことを一つ一つ覚えていくことで一生の中で最も速く成長をすることができます。

世の中が起業の時代になった

労働者の給料は相対的に資産家のそれに対して圧倒的に減っています。時代の流れとして普通に会社員として働くことによって得られる生活は決していいものではありません。世の中はロボットの普及によって今後さらに労働者に不利なものになるでしょう。

確実に今後の世の中で起業家は増えます。それは、起業に必要な資金が圧倒的に少なくゼロに近くなったこと、そしてインターネットの功績でサービスの伝達が容易になったことが挙げられるでしょう。相対的に最低限の生活コストが下がったことも起業の促進に味方しています。今後、起業家の数はどんどん増えるでしょう。

起業という言葉が浸透してきた

近年、今まで以上に”起業”という言葉が聞かれるようになってきたのではないでしょうか。世の中では起業や開業そして学生起業というようなものがより身近になってきました。インターネットにより起業家のインタビューやその情報を知ることができるようになったことで、起業に対するイメージが鮮明になってきている部分があります。

学生起業も非常に増えています。Business Campの卒業生からは年間何十人という学生起業家が生まれていますが、そういった時代の風潮もあって、大学の友達が会社を経営しているというようなケースも少なくなくなりつつあります。そうしたことがあれば起業ということ自体が身近になるでしょう。起業に対する心理的なハードルは近年どんどんと下がってきています。

世の中自体も起業ということに対しての体制が整いつつあり、起業経験のある学生を非常に高く評価する企業も多くなっています。特にベンチャー企業の中では仮に起業に失敗したとしても同業種のベンチャー企業が好待遇で受け入れるというエコシステムが形成されています。

ビジネス経験がキャリアに生きるから

ビジネスの経験、ないしは起業の経験を持つ学生は非常に重宝されます。ビジネススキルを持っていると転職などの際にも非常に高く評価されるのも言うまでもありません。特に学生については元学生起業家はリクルートに代表されるメガベンチャーと呼ばれる規模の大きいベンチャー企業で争奪戦になっており、圧倒的に高い収入を提示されるケースも少なくありません。ビジネスを学ぶことはそれだけ大きな評価を受ける材料の一つとなっています。

Business Campにも就職活動を意識してビジネスを学ぶ生徒がいるように、仮に就職をして会社員というキャリアを選ぶとしても起業経験、ビジネスの経験が無駄になることはありません。ビジネスを学ぶことはどんなキャリアを歩むとしても必ず必要なことであり、それ自体が特定のスキルではありません。将来を意識した場合にビジネスをできるだけ早いうちに学ぶことはもはや必須となっているでしょう。

将来海外で仕事をしたい

東芝やシャープの事例のように、日系企業は決して明るいとは言えません。日本経済自体に閉塞感や停滞感があり、それを象徴するのが多くの日系企業の凋落と言えるでしょう。そんな日本の経済に危機感を抱き、海外を含め広い場所で仕事をしたいと考える学生や若者が近年非常に増えています。海外志向は今の時代において必然なことかもしれません。大学生になると留学など海外の文化を知る機会も増え、そこでより身近に感じるケースも多く存在します。

当然なら、日本人は海外で仕事をするのに対しては決して有利であるとは言えません。言語の習得など多くの壁を抱えています。また、島国であることから海外との距離感について乏しくそうした部分の日本人としての閉鎖的な感覚も世界の規模で見た場合に日本人が世界で通用しないと思われるケースは多く、海外の企業からはあまり需要が高くありません。

ただ、ビジネスは世界共通の言語です。ビジネスパーソンとしての考え、能力は世界で共通であり、その能力を身に付け世界的に必要とされる人間は海外でも仕事をするだけの資格を持っています。将来的に日本のみならず海外で通用するために、ビジネスを学ぶことは必須でしょう。

起業への憧れ

起業に興味や関心がある大学生は全体の30%以上であると言われています。それほどに起業というものは多くの人々にとって憧れの対象になっています。特にアメリカでは起業家はヒーローであり、世間から羨望の眼差しとともに名誉を得ます。それほどまでに新たな市場や雇用を創出する起業家は世界で幅広く人気の職業となっており、社会的評価も高いということでしょう。

Business Campでも起業への憧れとともに門を叩く若者は多く、それほど起業への関心は時を経るごとに増えています。起業というものが一過性のブームではなく、今後もさらにその人気は過熱していくことでしょう。起業自体への人気そして関心が上がっています。今後さらに起業家は増えるでしょう。

起業のハードルが下がっている

今まで、株式会社を作るのに資本金は1000万円以上必要でした。それが今ではたったの1円でも起業ができるようになっています。起業へのハードルというのはこれだけでなく、商売のスタイルでも下がりつつあります。インターネットによって月に1000円ほどの維持費でインターネットショップ、ECサイトを作ることもできるようになりました。今までのようにお店を構える形だと賃料が少なくとも30万円はかかるのが普通です。これだけでもハードルは300分の1にまでなっているということが分かります。

インターネットという革命が起業のハードルを大きく下げることに寄与しているのは言うまでもありません。先ほどのネットショップしかり、webサービスを開発したりすることもできるようになりました。今では世界1位の規模を誇る企業であるGoogleはスタンフォード大学の大学院生が立ち上げた企業であり、もともとは大学内の研究で検索エンジンの質を上げることをしていたのに端を発します。これが50年前であれば学生がそれほどまでに世界を変える事業をするのは不可能だったでしょう。

またインターネットは地理的な制約を取っ払いました。あなたの顧客は世界中にいます。今まではそれがすぐに会える距離にいる人間とでないとできませんでした。ところが、世界中に顧客を持てる今の状況では選択肢が今まで以上にもっと広がってきています。そうした部分も含めて非常に起業をすることが容易に、よりしやすくなってきていると言えるでしょう。

多くの企業は理不尽だから

ブラック企業という言葉が今では市民権を得るほどに定着しています。それほどまでにブラック企業は今では増えてきています。中にはバイトの学生に対してもそうした扱いをするなど一般的に日本中で企業に対する不信感が高まっています。その中で企業の下で働きたくないという声も増える一方です。

起業したいからするというよりもそれ以上に普通の企業では働きたくないからビジネスを学び、自分の力で生きていく能力を身に付けるというパターンも非常に多く存在します。企業に依存せざるを得ないような人生というのは決して望ましいものではありません。決して企業に属さなくても自分の力で生きていくことのできるために起業する、もしくはビジネスを学ぶという場合も多く存在します。

自由な人生にしたい

今、大学生の多くは4年生の3月、大学生として最後の1か月に海外旅行に出かけます。その理由は『会社に入ってしまうともう長い休暇はとれないから』というものです。会社員になると時間的制約など様々な束縛をされることになります。社畜と揶揄されることも多く、それほどに会社員は会社に尽くさなくてはいけないという状況になっています。多くの人はそれでも会社に属し、それを受け入れることになります。

それが嫌で、企業に属さずに生きていく道を選ぶケースは近年非常に増えています。自由な時間に休みをとれるように、自分の好きな時間に働けるように、好きな時に旅行に行けるように、満員電車に乗らずに済むように、自分ですべてを決められるように、そのために稼ぐ力、自分で生きていく力を身に付けることもいいのではないでしょうか。

自分の力を生かしたい

多くの企業では企業の中の枠組みでそのシステムに順応した形で働くことを求められます。本当の意味で力を発揮できる場というのは企業の中ではもしかすると少ないのかもしれません。自分の思った通りに働くというのは多くの学生が想像するよりも何倍も難しく、不可能に近いことです。

自分の力で、ないしはベンチャー企業で信頼できる仲間と働く中で自分の力を生かすというのは多くの人にとって、そしてビジネスパーソンとしての憧れです。ビジネスのスキルを学び、社会で通用する力をつけて自分の能力を発揮する場を作るためにビジネスを学びます。

成功した起業家に憧れて

故スティーブジョブズにビルゲイツ、マークザッカーバーグなど多くの人々から憧れられる起業家は多く存在します。日本でもソフトバンク孫正義氏、楽天三木谷浩二氏、元ライブドア堀江貴文氏など多くの人々の注目を集める起業家がいます。そんな起業家に憧れる学生もまた非常に多く存在します。

そんな大成功を収めた偉大な起業家に憧れてそんな起業家になることを目指して学ぶ若者も多くいます。いつの日か成功者の中に自分の名前を並べる日を夢見て努力を続けることもまた素晴らしいことです。

夢中になって打ち込めることが欲しい

もともとビジネスや起業に対して興味がなくともこの世界に飛び込む人がいます。そうした人の場合は、ビジネスに対して魅力を感じているというよりも自分にとって夢中になれるような自分の本気で打ち込めるようなものを探しています。努力をしてその結果何かを成し遂げるということを求めています。

ビジネスや起業では結果が全てです。売上や収益という数字がそれを物語っています。その目標に対してどれだけの努力や労働を重ねて達成をするということがその最大の醍醐味ではないでしょうか。ビジネスがスポーツに例えられるケースは非常に多くあります。一致団結して一つの目標に向かっていく姿、日々成長し能力を身に付けていく姿、それらはまるで部活と同じように思われます。そんなスポーツのような達成感が欲しい場合はビジネスというのは最適でしょう。

親孝行をしたい

どんな人間も必ず親の支えがあって今の人生があります。多くの人は親のおかげで今のキャリアがあり、今の学歴があるでしょう。仕事を頑張るのは決して自分だけのためではありません。親に何かの恩を返すためにお金を稼ぐ、仕事をするのもまた素晴らしいことです。

将来、親が健康でなかったら、介護が必要になったら…そんなことも必ずあるでしょう。そうしたことに備えて仕事をしっかりして稼ぐ力を身に付けておきたい、収入を増やしたい。親孝行をするためにビジネスパーソンとしての能力を身に付けたいというケースは非常に多くあります。

普通の会社員の生活が合わない

会社員になると、週に5日必ず仕事があり、有給休暇はそう簡単に取れず、毎朝決まった時間に起きて満員電車に乗るという生活を余儀なくされます。これは日本社会においては当たり前のことであり、義務的に起こっていて回避できることではありません。そんな会社員の生活は決して理想とされるものではなく、望ましいものでもありません。

こうした生活を嫌っている人はこの世の中に多いでしょう。決して自分で好きでやっているのではなく、仕方なくそうした会社員の生活を行っている人も多いでしょう。会社員ではなく、それ以外の生活の仕方をしたい、ほかの仕事をしたいという人は非常に多く存在します。普通の会社員ではいられないからビジネスを学び、会社に依存せず働くというのは一つの理想の形かもしれません。

自分の能力を高めたい

ビジネスの素晴らしいところはその能力をどこまでも高めることができるということです。能力を身に付ければさらに大きな仕事をすることができます。いくらでもビジネスパーソンとして優秀であり、上に行くということができるのは非常に大きな魅力です。

どんな人間もほとんどが仕事ということを人生で経験します。特に男性の多くは40年間を仕事に費やします。その仕事の中でより優秀でありたいと願うのは非常に自然なことではないでしょうか。どんどんとビジネスをそして起業を学ぶことでより能力を高め、どんどんと仕事を面白くすることができるでしょう。

起業の成功例が多い

起業のほとんどは失敗するという都市伝説が出回るほどに困難なものだと思われている起業ですが、成功例はどんどんと増えています。インターネットの普及などによってネットショップやアプリ開発などで個人企業として成功を収めるケースが増えています。社員を何人も雇うなどということをせずともしっかりと生活できるレベルの収入を得ることができるのが今の時代の起業の形です。

今までよりもずっと軽い形での起業が可能になったというのは明るい兆しです。それもあってか学生起業の成功例も非常に増えています。学生であっても学生をやりながら起業をできるようになっています。全ては時代が進歩したことによる功績と言えるでしょう。起業の成功例が多いことによって起業に対するイメージも上がり、起業そのものの興味も増えているように感じます。

起業マインドを身に付けたい

”起業家マインド”という言葉が話題を浴びました。たとえ会社員であっても起業家のように主体性を持って考え動くこと、そういった考えを指します。会社員だからといって人に言われて動くのではなく組織全体を見渡して自主的に動ける人材は非常に重宝されます。

そんな全てに生きる”起業マインド”を持つためには自分の力でビジネスなどを学ぶことが最も速い方法です。自分の力で収益を上げる、会社などの後ろ盾がない中で努力し工夫し成果を出すということは起業家と同じような形にほかなりません。そして、起業家マインドを身に付けることができるでしょう。

社会に価値を生み出すため

SNSやインターネットサービスなど、近年生まれた産業は非常に多く存在します。私たちが普段使っているサービス、スマートフォンに検索エンジン、SNSはほとんど全てが起業によって生まれた、それもほとんどが学生起業によって生まれたサービスです。起業によって新たなサービスを生み出すことができればそこには社会にとってのかけがえのない価値となります。そして新たな市場が生まれ、そこには雇用など普通に働いていては世の中に与えることのできないインパクトを生み出すことができるでしょう。

Googleが創業したとき、検索エンジンはビジネスではなく研究の一環でしかありませんでした。当時トップシェアであったヤフーは検索エンジンに対して関心を持っておらずそれをビジネスとしては決して捉えていませんでした。アップルが売り出すまでコンピューターというものは個人が持つものではありませんでした。一家に一台パソコンというのはアップルやMicrosoftにとってもたらされたものです。このように世界的企業は世界の人々の生活を一変させる力を持っています。

多くの起業家は、特にシリコンバレーのスタートアップは常に世界を変えるプロダクトを目指し開発を続けています。起業にはそうした世界を一変させる可能性が、社会に価値を全く新たな価値を生み出すことのできる可能性があるでしょう。

大富豪になりたい

意外なことかもしれませんが、偉大な起業家の多くは大富豪になりたい、お金を稼ぎたいというようなシンプルな欲求から来るモチベーションを元に今の立ち位置を築き上げています。必ずしも綺麗な理由である必要などありません、お金を稼いで裕福な生活をしたいというのも一つの大事な要素です。

当然ながらビジネスを学ぶというのはお金を稼ぐ力を身に付けるためです。その能力が高ければ当然非常に高い収入を得ることができます。綺麗ごとを抜きにしてお金を稼ぐために大富豪になるためにビジネスパーソンとしての力を磨き、高い成果を得ることは自然なことではないでしょうか。

成し遂げたいビジョンがある

スタートアップや多くのベンチャー企業を物語るのがそのビジョンです。企業の目指す姿、あるべき姿、世の中に対して与えることを規格したのがビジョンです。ゆるぎないビジョンを持って企業を創業するケースは近年増えています。自分がどうしてもこういうことをしたい、どうしても世界にこうしたことを成し遂げたい、そのようなビジョンがあるのならば起業するのが一番の近道でしょう。

Googleの”世界中の情報を整理する”や、ソフトバンクの”300年成長し続ける企業グループ”、コカコーラの”世界中の人々のからだと心、そして精神をリフレッシュする”など世界には様々なビジョンが存在します。このようなビジョンを持ち、それによって起業を志すことも大いに存在するでしょう。

自分のビジョンを目標を、そして理念を成し遂げることための手段として起業は最良の手段です。会社を作り、そこで経済活動を営むことによって社会へインパクトを、そして世界を変える手段となります。

生きた知識を身に付けることができる

大学などで勉強することのできる学問はすでにある程度完成されたものですが、世の中というのは完成されていません。特にビジネスについては時代によってそのルールは異なります。10年前には正しかったことが今では全く異なっているというようなことも言えます。特に経済学という学問はもっともあてにならない学問と言われるほどに経済は読めない部分も多く、2016年にはノーベル賞を受賞したクルーグマン氏が自身の日本経済に対する指摘が間違っていたことを認め、話題となりました。

このように、経済については単純な公式から正解を導くことはできず、常に時代の動向を見続けなければ正しい判断を下すことはできません。こうした部分が学問の限界になるでしょう。

ビジネスを学ぶというのはそうした時代の変化を受け入れながら今の時代が、経済がどうなっているのか、人々の生活がどう変わったかということを知ることです。そこには学問では学べない生きた知識が存在します。ビジネスを学ぶことによって生きた世の中を学ぶことができます。

自分のやりたい仕事をしたい

会社に属して仕事をするというのは決して楽なことではありません。仮に大学生が新卒で就職活動をするとして必ず自分のいきたい会社にいける保証はありません。総合商社にいきたかったとして、第一志望の三菱商事はおろかどの商社にも受からない可能性すらあります。誰かの下で仕事をするということはその判断や権限をその誰かにゆだねるということです。仮に自分の希望する会社に入ったからといって配属される部署は自分の望む場所であるとは限りません。花形の部署は基本的に経験の豊富な30代40代の社員が占めているため、新入社員がいきなりその場所にいける可能性は低いでしょう。

自分の希望した仕事ができるかも分かりません、その会社のやり方と自分の考えているものが合致するのかもわかりません。それでも会社の一員である以上はそうしたことを我慢しなければいけません、自分の好きなように、自分の思ったようにイメージした結果にはなりません。自分のやりたいような仕事をそのままできるというのは奇跡のようなことでしかないのです。

自分でビジネスを営む場合は必ず自分の思った通りにはいきません。もちろん社内のリソースを利用したり、会社の看板を利用してビジネスを行うことはできません。会社のように雇用が保証されているわけでもないですが、それでも自分の本当にやりたい仕事ができるのはビジネスを自らの力で営む能力を持った者の特権です。

意識高い系で留まりたくない

意識高い系という言葉が最近よく聞かれるようになりました。しかしながら今までは意識高いという言葉自体が肯定的なものであって、様々な物事への関心が張り巡らされている(世の中の時事や情勢に詳しい)とか準備が周到である(将来のことへ対して思慮が行き届いている)といった意味であり、全くもって今のような嘲笑のタネになる類ではなかったでしょう。意識高い系という言葉の存在自体が近年生まれたものです。

そんな意識高い系という言葉は主に‟起業などの大きな目標ないしは言葉を掲げながらもそれと行動が伴っていない”人に対して使われます。SNS等であたかも自分が優秀であり称賛の言葉を浴びる対象のようなふるまいをするにも関わらず実態の伴わないケースが多いでしょう。行動以上に言動が先立っている人を笑うケースが多くみられます。

当然ながら可能性の低い目標であっても血のにじむような努力をしている人間に対してこの意識高い系という呼び名はつきません。プロ野球選手を目指し毎日のように努力をしている球児を見て『あいつはプロに届くレベルにはないから意識高い系だ』ということは言わないでしょう。それなりの行動をせずに発言に走るから意識高い‟系”になるわけです。

最近ではその意識高い系の対象は『インターン生の身分でしかないのに発言が経営者ぶっている』『何も実績がないのに偉人を引き合いに出して得意げに語る』『それに向かった努力をしていないのに理想論の目標ばかりに目を向けアピールする』などといったケースが多く、大きなことを語るのに実際に自分の能力や実績、努力がないという場合が意識高い系になってしまうようです。

そんな意識高い系にならないために、努力をして自分の目標を達成したい、何としてでも結果を出したいという学生は多く、自分の発言や目標にともなった人間になるために努力を日々重ねています。

自分の学歴をひっくり返したい

日本はイギリスのような階級社会になりつつあるということが言われています。
イギリスを例にとると、一般的に社会的地位も高く、資産も多い富裕層の子供もまたいい大学に入りいい企業に入るので同じことが繰り返されます。大企業もそうした富裕層の子息を採用するようになっているためそれがなおのこと繰り返されることととなります。一方、その逆の貧困層は教育にかける時間も少なく、望ましい職に就くことができません。成熟した社会においては急成長する企業なども少ないため、偶然の要素や整備されていない業務による待遇の向上などが望めず、階級の差がそのまま受け継がれていくのです。

日本でも同様です。東大生の家庭の平均年収が1000万円であるように、親の年収と子供の学歴というのは強い相関関係にあります。富めるものはより富み、貧しいものはずっと貧しいというのが日本の社会における階級として存在し続けていることになります。学歴がそれを左右する非常に大きなファクターでしょう。早慶やMARCHのレベルに届いていないと大手の企業にはESすら届くことはありません。学歴フィルターという言葉の通り、大学名の段階でそれが決まってしまうのです。学歴社会というのはまさにその通りで、学歴と生涯賃金は非常に大きな相関性があります。学歴がよくない人によってはなかなか経済的に恵まれることは難しいのです。

とはいえ、学歴がなくてもこの階級差を逆転する方法があります。それが自分でビジネスをすることです。フリーランスで働くことでも起業をして会社を経営することでも会社に属さない形でお金を稼ぐことができれば学歴などは関係ありません。自分の能力のみが評価される世界ですから、学歴などに左右されず自分の努力した分だけしっかりと結果が得られ、学歴をひっくり返すだけの成果を得ることができるようになります。

将来家族を持った時に豊かに暮らせるようにしたい

現代社会は非常に成熟された豊かな社会です。牛丼はわずか500円足らずで食べられるしインスタントの食品ともなれば1日の食費は1000円以内に抑えることができます。おまけに月10000円もかからずにスマートフォンを使ってインターネットに接続すれば娯楽を常に楽しむことができます。貧乏でも楽しく暮らせるような社会になっていると言えるでしょう。それ自体は素晴らしく恵まれたことで、楽しい暮らしをするために必ずしもお金は必要ないのかもしれません。

ただ、それは1人で楽しく生きるときの話でしょう。将来家族を持つときとなると話は別です。1人の子供を育てるのにはおおよそ3000万円が必要になると言われていますし、一家が暮らすのに必要なお金を稼ぐともなれば、年収500万あってやっと普通の生活が家族でできると言われます。1人で暮らすのとはそれほどまでに生活は違ってくるのです。では、お金がかかるならば一生独身で暮らそうとそう考える人も少ないでしょう。多くの人は30歳を超えるころには家族を持って暮らすようになるでしょう。

そんなときにしっかりと豊かな暮らしをできるようにしたいものです。人間というものは自分だけのことではそこまで頑張れませんが、家族のためや誰かのためを考えるようになると驚くほどに頑張れるようになるものです。その結果稼ぎもぐっと増えることでしょう。